GRIND (グラインド)

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Interview with Chris Stamp 〈STAMPD〉

追い求め続けていく
機能性とファッション

FASHION INTERVIEW 2019.10.31

今年の初めにGRINDのWEBインタビューに答えてくれたSTAMPDのデザイナーであるクリス・スタンプ。対極にあるストリートとハイエンドをミックスした”ハイラグジュアリーストリート”のパイオニアである彼が手がけるブランド〈STAMPD〉は機能とファッションをテーマに掲げ、ファッショナブルかつ機能性あるプロダクトを製作している。ブランドの2019FWシーズンの展開を記念して、デザイナーのクリスが今期のプロダクトのテーマやブランドのこれからについて、改めてインタビューで語ってくれた。2019FWシーズンのルックブックとともにチェックしてみて欲しい。

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Q1:今シーズンのテーマと、伝えたいことを教えてください。

かねてよりブランドの強みでもあるコアな部分である、良質なプロダクトを生み出す作業をより強化し、自分たちが成し得る最高のプロダクションと品質を反映してブランドを展観していくということが目標でした。今回のコレクションではその目標にまた一歩近づいたのではないでしょうか。僕たちの洋服を着てくれる人々が理想とする機能性という側面によりフォーカスしつつ、着心地良いフレンチテリーやコットンブレンドを使用することによってそれを実現しています。

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Q2:スポーティなムードとハイカジュアルな展開が魅力の1つだと思います。そこに対して、今シーズン特に意識した部分はありますか?

今回のコレクションのコアアイテムとして、ユーティリティボンバーというアイテムがあるのですが、このアイテムがブランドの根幹的考え方でもある機能性とファッションという不可欠な特性の両方を反映しているものになります。過去のシーズンにデザインされた製品に、今の人々が必要としている機能性をベースとしてディテールを加えアップデートしています。

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Q3:Q.2とは反対にブランドを続けていくうえで変化をしていくことも重要なことだと感じます。今シーズンにおいてなにか新たな試みなどはありますか?

ブランドの新たな試みとしては、Made in USAに焦点を当てて製造を行っていることです。特にフーディとTシャツに関しては、自分の理想を忠実に再現する完璧なアイテムを目指しています。例えば最高品質の生地を丹念に洗い加工をして理想の着心地を実現できるようにしたりしましたね。

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Q4:STAMPDはただの洋服ブランドでなくライフスタイルブランドだと、あらゆる記事で展開されています。それはChris自身の考えが反映されているものだと思いますが、あなたは今どんなことに興味がありますか?

もともと自分はデザイナーとしての側面以外にも、写真家として活動しているので、どんなに多忙でも写真は趣味として続けるようにしています。あとはサーフィンやグラフィックデザイン、ランニングなどですね。

Q5:あなた自身を含め、あなたの周りの環境の調子はどうですか?面白いアーティストや表現者、クリエイター、または目に映るものはなにか変わりましたか? あなたの周囲の動向を教えてください。

SNSの普及もあってか、最近は才能のある若手たちがたくさん出てきますよね。
でも自分は自分なので、そうした潮流に流されないように自分がやりたいこと、そして今進めているプロジェクトだけにフォーカスするようにしています。

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Q6:最後の質問です。あなたにとって『FASHION』とはどういうものですか?

自分にとってファッションは、芸術を発信する媒体であると信じています。
これからもファッションという芸術を自分なりの考え方、やり方で貫いていきたいと思っています。

 
前回インタビュー記事はこちら

INFORMATION

〈Profile〉
ロサンゼルスをベースにしているブランド〈STAMPD〉のデザイナー、クリス・スタンプ。ストリート要素とハイエンドなラグジュアリー感をミックスさせ、服自体にも高いクオリティを実現さしている。フォトグラファーとしても活躍しており、数多くのアーティストやセレブリティとの交流も深い。