GRIND (グラインド)

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FRED PERRY × NICHOLAS DALEY

FRED PERRY × NICHOLAS DALEY for GRIND vol.96

FASHION INTERVIEW MAGAZINE MUSIC 2019.09.17

共通のルーツから匂う
UKカルチャーのムード

サブカルチャーをブランドの根底に掲げるフレッドペリー。これまでも多種多様なジャンルとのコラボレーションを体現してきたイギリス発の同ブランドが今回パートナーとして選んだのは、同じ英国からクリエイションを発信するニコラス・デイリー。互いに同じルーツを持つ両者から匂ってくるUKのムードが都市を漂う。

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FRED PERRY×NICHOLAS DALEYのシャツ¥27000/FRED PERRYSHOPTOKYO、NICHOLAS DALEYのモヘアカーディガン¥76000/ELIGHT Inc.TEL_03-6712-7034

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FRED PERRY×NICHOLAS DALEYのポロシャツ¥24000/FRED PERRY SHOP TOKYO、NICHOLAS DALEYのロングコート¥195000、パンツ¥55000、ニットベルト¥19000、NICHOLAS DALEY×TRICKER’Sのシューズ¥92000/すべてELIGHT Inc.TEL_03-6712-7034

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FRED PERRY×NICHOLAS DALEYのトラックジャケット¥34000、パンツ¥26000/ともにFRED PERRY SHOP TOKYO、その他本人私物

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FRED PERRY×NICHOLAS DALEYのブルゾン¥49000/FRED PERRY SHOP TOKYO、NICHOLAS DALEYのミリタリーシャツ¥55000、デニムパンツ¥72000、バケットハット¥45000/すべてELIGHT Inc.TEL_03-6712-7034、その他本人私物

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FRED PERRY×NICHOLAS DALEYのポロシャツ¥32000、FRED PERRYのトラックパンツ¥16000/ともにFRED PERRY SHOP TOKYO、NICHOLAS DALEYのタートルネック¥29000/ELIGHTnc.TEL_03-6712-7034、その他本人私物

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FRED PERRY×NICHOLAS DALEYのモッズパーカ¥69000/FRED PERRY SHOP TOKYO、NICHOLAS DALEYのニットカーディガン¥68000、パンツ¥55000、NICHOLAS DALEY×TRICKER’Sのシューズ¥92000/すべてELIGHT Inc.TEL_03-6712-7034、その他本人私物

 

 

Photo_YUICHIRO NODA
Styling_MASATAKA HATTORI
Hair_HORI / bNm

 

 

 

自身のルーツとつながる
本質的なサブカルチャー

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2015年より始動しているロンドン発のブランド、ニコラス・デイリー。自らのクリエイティビティの表現方法は、単に洋服をコレクションで発表するだけではなく、生の音楽ライブを通じて世界観を色濃くオーディエンスに伝えている。彼にとっての根底にあるサブカルチャーと、そこからつながる同じ価値観を持ったフレッドペリーとの関係性とは。

UKカルチャーを体現していく姿勢

自身の名を冠してブランドを手掛けているニコラス・デイリー。ロンドンのファッション名門校セント・マーチンズを卒業した後に、サヴィル・ロウでの勤務経験を積んだ、言わばファッションのエリート街道を歩んできたニコラス。しかしそんな彼から生み出されるクリエイションの数々は技術的な洋服のクオリティ以外に、彼のバックボーンなどカルチャー的要素を強く感じる。「僕は常に自分の作品に対してカルチャーを注いでいます。そのくらい僕にとってもニコラス・デイリーにとっても大事な要素なんです。例えば僕の両親が70年代に、スコットランドでレゲエクラブを主催していたのですが、今回のコレクションは、その両親の歴史の延長線上として表現しています。だから僕は19SSの『SLYGO』というコレクションに対して多くのリサーチをしました。すべてのカルチャーは正しく理解するべきだし、されるべきだと思います。そしてリスペクトが必要なのです」。このカルチャーを重んじる姿勢は、ニコラス・デイリーのコレクション形態からも見えてくる。自己表現においてファッションショーのみならず、アーティストによる生演奏のライブで自身のルーツを伝えていくニコラス。「音楽ライブという要素はコレクションに対する想いやフィーリングを伝えるのにとても良い手段なんです。ただ洋服だけで表現することは、満足に伝え切れないと思っています。だから僕は常に多くのアーティストと共にコレクションを発表しています。演奏してもらったり、モデルをやってもらったりしながら。僕にとってそうした表現方法のゴールは常に、オーディエンスにカルチャーを与えたり、つなげたりする機会を生み出すことなのです」。カルチャーが彼自身にとっていかに大切かを語ってくれたニコラス。同じくカルチャーを根底に置くフレッドペリーとの初となるコラボレーションが実現した今回、どういった経緯が背景にあるのか。「今回のコレクションはお互いの共通の軸でもある、現代のUKカルチャーと伝統的なクラフトマンシップの結び付きということによって、自然に実現されました。それにもうひとつ大きなこととしてあるのが、UKサブカルチャーを探求しブランドのコアな部分として大切にしていることです。それこそが僕のクリエイティビティの情熱にとって常に重要な要素だからです。UKサブカルチャーの代表的な存在として“音楽”があると思うのですが、僕もフレッドペリーも生の音楽に対する理解と情熱があり、いい効果を与えていると思います。彼らが開催しているサブカルチャーライブからそれは感じることができるはずです」。互いにUKカルチャーの象徴としてあろうとする姿勢が惹き付け合い、都市のサブカルチャーの匂いを漂わせるコラボレーションとなった。

INFORMATION

問 FRED PERRY SHOP TOKYO
TEL_03-5778-4930