GRIND (グラインド)

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fethers gofer,hnw for GRIND Vol.94

ルーツが結ぶ 2つの店舗

FASHION INTERVIEW MAGAZINE 2019.07.02

大阪・梅田にかつて印刷工場兼社屋として使用されていた建物を改装し、お店を構えるhnwとfethers goffa。ラフ・シモンズやドリス・ヴァン・ノッテンなどのブランドを中心にセレクトするhnwと、古着を主として扱うfethers goffaという対照的にも思えるこの2つのお店がひとつの建物の中で区切られている。両店には、代表を務める西原正博さんが培ってきたファッションの感覚を軸に形成される、世界観が根付いている。

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現在につながる分岐点

西原さんが高校生の頃に手にしたリーバイス646。当時のリーバイスといえば501が主流だった時代だが、独自のスタイルを生み出すべくチョイスし、今なおリペアを繰り返しながら手元に置いているという。古着とモードのアイテムが相見えることのなかった20年ほど前に、古着でありながら、独特なシルエットで楽しませてくれたこのデニムが、古着とモードの2つの入り口に同時に引き寄せた。そのルーツが土台となり、今お店を通してファッションを表現する。

鮮度の良い古着と
新鮮なクリエイション

大阪メトロ御堂筋線、梅田駅からほど近く、路地裏に入るとフェザーズ ゴッファとハヌゥの両店舗がある。かつては印刷場兼社員寮として使われており、生活の時間軸をつないでいた空間が、今ではファッションにおける時間軸を結んでいる。フェザーズ ゴッファでは古着を中心に、ハヌゥにはハイブランドや新鋭ブランドの洋服が並ぶ。
「僕がお店をはじめた頃は、似たような古着屋ばかりで、その流れを打ち壊したかったんです。アイテムを色分けして、すべての古着がフラットに選べるようにしました。何年代のあれがいいという感覚も良いですが、単純に雰囲気がいいから着たいとか、ファッションを楽しむために古着を選んで欲しくて。そして自分自身が古着からモードまで、幅広く興味を持っていたこともあり、そうした幅を見せることができたら面白いと考え、新品のセレクトのお店を隣ではじめました」。時代の流れと共に常に移り変わっていくファッション。その枠の中で常に先頭に立つスタイルを探り続ける。「時代感を意識しつつ、独自のファッションをぶっちぎりで早く提案したいんです。最新の流れを掴むために、パリコレなどのランウェイから情報を仕入れて、自分たちの解釈を加えて、提案につなげます。誰かが捨てたような服から、ハイファッションのようなジャンルまで幅広く見て選んでいるという点は、秀でてる部分だと思います」。新品のセレクトを行うハヌゥが、流れを掴むための指標となり、古着のセレクトにも反映される。いわば鏡のような役割を持つ。流行を追うのではなく、その芽が出はじめた頃に察知していち早く打ち出していくのだ。「常に鮮度の良い古着を集めて、新しく生まれるクリエイションと合わせた化学反応を起こしたいんです。その上で古いものを扱っているが故に、最新のところが遅れてたらダサいじゃないですか。ファッションを追いかけて、新しいクリエイション、新しい古着が常に見たいんです」。ファッションを突き詰め、時代を引っ張っていくべく提案を続けるフェザーズ ゴッファとハヌゥ。2つのお店を訪れ、流行に浸らない常に新しいスタイルと世界観を見つけに行きたい。

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fethers goffa

古着を中心に扱う。買い付けはアメリカを中心にヨーロッパなど幅広く、生きた古着という基準で探し続けている。今のファッションの流れの中にはまる古着がバリエーション豊富に揃う。

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hnw

メゾンブランドから新進気鋭の注目ブランドまで、新しいクリエイションをしているという切り口からセレクトを行う。現在の店舗のスタイルは今年いっぱいで終了しリニューアル予定。次のステップに向けた準備がはじまるとのこと。時代をリードしてきたこのお店の、新たな仕掛けに要注目。

INFORMATION

fethers goffa

住所:大阪府大阪市北区中崎西2-4-36
電話番号:06-6375-8667
営業時間:12:00 ~ 20:00
定休日:無

hnw

住所:大阪府大阪市北区中崎西2-4-36
電話番号:06-6375-8667
営業時間:12:00 ~ 20:00
定休日:無