GRIND (グラインド)

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GRIND Presents
"KICKS MUSEUM"
Event Report

来場できなかった人のために。
渾身のスニーカーARTをオンラインでも公開!

ART EVENT FASHION 2017.05.17

5月10〜14日の期間で開催されたGRIND主催のスニーカーARTギャラリー「キックス・ミュージアム」。惜しくも会期中に会場を訪れることができなかった人たちのために、当オンラインでイベントの模様と展示作品を紹介します。トップクリエイターによるスニーカー愛に溢れた作品たちを見ると、GRINDにとってスニーカーとはやはり欠かせないカルチャーなのだと実感しました。

クリエイターによる全14作品と
そのルーツとなるオリジナルモデルを
本人たちのコメントとともに展示!

 

 

ONITSUKA TIGER “CALIFORNIA”
1978 – ORIGINAL MADE IN JAPAN

STYLIST_LAMBDA TAKAHASHI
PHOTOGRAPHER_TARO MIZUTANI

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「スタイルのある誰かが履いている靴を見て、新しい魅力に気付くことが僕は多い。例えば、ビースティ・ボーイズが履いていたキャンパスやスウェード。スニーカーの格好良さって流行に合わせるよりも、格好良い人が自分らしい1足をチョイスして履いているところだと思うんですよね。俺はこういう人間だっていうアピールは、服よりも靴の方が発信力が強い気がします。そんな新しい気付きをまた最近しました。友達で、千葉くんというラッパーがいるんですが、彼の曲にオニツカタイガーについて歌っている曲があって。僕はこれまで、オニツカタイガーに馴染みが少なかったので、そのフレーズが耳に残ったんです。その後、千葉くんと会ったら実際に履いていて。オニツカタイガーのカリフォルニア78というモデルで、通称“キルビルカラー”。本人はそれを知ってか知らずか、ハイソックスで合わせていて。彼はかなりスタイルを持っていて、誰もできないことを行うオリジナリティがある。それでオニツカタイガーの格好良さに気付いたんです。今回は千葉くんに頼んでインスタの画面を撮らせてもらいました。トレンドやファッションの面白さって必ずしもスタイリストやデザイナーが提案するものではないし、リアルな人がリアルに履いているところにいつも心を動かされるんです」

Commented by Lambda Takahashi
Owned by Norihiro Yahagi

 

 

VANS “SLIP ON”
1977 – ORIGINAL MADE IN U.S.A.

STYLIST_LAMBDA TAKAHASHI
PHOTOGRAPHER_TARO MIZUTANI

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「スケートボードやBMXで愛用されているヴァンズ。長年の歴史の中で履き潰されていったヴァンズに捧げる、お墓をイメージして今回、太郎君と一緒に撮影をしました。実は、この中に入っているヴァンズのスリッポンやオーセンティック、エラは、大体が僕の私物なんです。家には90足くらいある程、自他共に認めるヴァンズのマニアだと思っています。ヴァンズに魅力を感じたのは、Z-BOYSの影響が大きいですね。カリフォルニアのベニスビーチに憧れて。彼らと足元のヴァンズが格好良かった。そこから、19歳の頃に古着屋で働いていたこともあり、ヴィンテージや珍しいディテールの世界にのめり込んでいきました。数ある中でも、特に魅力を感じているのが70年代に、ヴァンズがパーソナルオーダーで作っていた時のスリッポン。当時は、サイズや色、柄を自由に選んで1足を作ってもらえたようで、カラーチェッカーフラッグを3色組み合わせたようなクレイジーパターンもあるんですよね。そんな同じ物が2つとないものを稀に国内外で見つけると、ついつい買ってしまうんです。スリッポン、オーセンティック、エラ、それぞれ同じように見えて履くと印象の違いが出る。ショーツにスリッポンが僕の夏場の定番です」

Commented by Lambda Takahashi
Owned by Lambda Takahashi

 

 

ADIDAS ORIGINALS “GAZELLE”
1968 – ORIGINAL MADE IN GERMANY

STYLIST_KEITA IZUKA
PHOTOGRAPHER_YUICHIRO NODA

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「ガゼルとの最初の出会いは18歳の頃。当時は、ジャミロクワイやビースティ・ボーイズが世に出てきていた時期で、当然のように自分もかなりの影響を受けていましたね。ミュージックビデオを見て、”うわっ! 自分もめっちゃ欲しい!!!”と思ったのを、今でもよく覚えています。そこで初めてファッションとカルチャーの密接な関係性を見たような気がしました。今思い返してみるとたった1足のスニーカーの衝撃が今の今まで自分の人生を決定づけることになっていると思うと、とても面白く、感慨深いものがありますね(笑)。その時のその衝撃がなかったら自分は今スタイリストになっていなかったかもしれませんね。今回のスタイリングに関してですが、モデルをやってもらったマイロとちょうど撮影のタイミングで、デヴィッド・ボウイ展を一緒に見に行ったり、HMLTDというバンドの“エログロテスク”なムードが気分だったりして“、今回の撮影はメイクだ!!!”っていう事になったんです。一見すると、ガゼルとメイクした男の子は“?”な感じがするかもしれません。だけどその違和感がスタンダードなスニーカーを新しく見せ、その瞬間を僕は楽しみたいんです」

Commented by Keita Izuka
Owned by Akiya Yashu
Make by Tomohiro Muramatsu

 

 

NIKE “AIR FORCE 1”
1982

STYLIST_KEITA IZUKA
PHOTOGRAPHER_YUICHIRO NODA

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「エアフォース1との最初の出会いは18歳の頃。黒いキャンパス地に白いスウッシュ、ローカットのモデルでした。24年前になるのですが当時まだあまりなかった、今でいうオンラインショッピングでオーダーして、いつ届くのかドキドキ楽しみに待っていたのをよく覚えています。A.P.C.の白いダブルカフスシャツ、黒のレザーパンツに合わせるのがお気に入りのコーディネートでした。早速、自慢げにクラブに履いて行ったりして、でも楽しく遊ぶよりソールが汚れるのを気にしていたりして、帰宅したら速攻でピカピカに磨いていました。その頃に自分の中のB-BOYイズムが自然と培われていったんですね。当時はそういうカルチャーがあるとは知りませんでしたが(笑)。今回はまさに今20歳前後の将来が楽しみな日本のユースの男の子達に、今の自分の気分を投影してみました。スタイルとしては、タイドアップにジャケット。アイテムとしてはベーシックですが、クセのあるブランドチョイス、エナメルやパイソンレザーなどの素材、強いカラーリングの合わせで飛ばしていく。だけど足元はいつまでも変わらないエアフォース1。こんな感じが“今、フレッシュ”ですね」 ※展示していたシューズは1983年発売のものになります。

Commented by Keita Izuka
Owned by Akiya Yashu

 

 

NIKE “AIR MAX 95”
1995

STYLIST_YOHEI USAMI
PHOTOGRAPHER_PICZO

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「スニーカーの為に発生した長蛇の列を街でよく見かけたり、スニーカーを取り巻く環境って今の社会にかなりの影響を与えていますよね。僕がリアルにその社会現象を感じたのが「エアマックス狩り」です。スニーカー1足が10万以上で取引されたり、大なり小なり昔から、今のような社会現象が巻き起こっていたのを覚えています。それはきっと、ナイキが当時から他のスポーツブランドと比べて異質な存在だったからかも知れません。当時からエンターテイメント性の高い映像表現やプロモーションが秀逸で、有名な逸話だと、マイケル・ジョーダンにルール違反の赤・黒のジョーダン1を履かせ続け、ナイキは1試合約5000ドルもの罰金を払い続けながらブランドの価値を高めるといったセンセーショナルなプロモーションを行う企業でした。テクノロジーとファッションを融合させた面でも他の追随を許さない孤高さを感じます。最先端でありながら、クラフツマンシップに重きを置く姿勢がスポーツブランドの枠を超え、社会に影響を与えるような企業になったんだと思います。ナイキが無ければ今のように当たり前に見られるスポーツミックスも存在していなかったのでは」

Commented by Yohei Usami
Owned by Shigeyuki Kunii(mita sneakers)

 

 

ADIDAS ORIGINALS “MALLISON SPZL”
2017 – ORIGINAL MADE IN GERMANY

STYLIST_YOHEI USAMI
PHOTOGRAPHER_PICZO

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「小学校からサッカーをやっていたこともあって、アディダスは馴染みのあるスポーツブランドの1つでした。当時、憧れていた海外のサッカー選手がアディダスのスパイクを履きプレイするのをTVで観て、子供ながらにアディダスはカッコイイものだという鮮明な記憶があります。今、改めて考察しても、どのスポーツブランドもなしえない、音楽を始めとするカルチャーと常に密接な関係にあるブランドだと思います。世界的な企業でありながら、ユースカルチャーやカウンターカルチャーまでをも包容するアディダスの魅力を感じずにはいられません。クリエイティブ・コンサルタントであるギャリー・アスプディンのインスタグラムを今回あえて作品にしたのは、アディダスを愛用してきたヒーローの歴史と現代のインスタグラム文化。リチャード・プリンスに代表される肖像権とアートの狭間。そんな時代や矛盾などを全て含んだ表現ができたらと考えました。ギャリーのインスタにはピストルズからボブ・マーリーにディカプリオ。他にも錚々たるメンツがアップされています。ギャリーが手がけているスペツィアルは、アディダスのヘリテージへのオマージュです。数々の歴史的モデルの原型となったスニーカーからはアディダスの歴史を紐解くことが出来ます」

Commented by Yohei Usami
Owned by Yohei Usami

 

 

CONVERSE “COACH”
1960’s ORIGINAL MADE IN U.S.A.

STYLIST_RYOTA YAMADA
PHOTOGRAPHER_NAOTO KOBAYASHI

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「10代の頃、本当に古着しか着ていなくて。足元はヴィンテージのコンバース一択。チャックテイラーだったり、80年代のオールスターを古着屋に行っては探していました。当時も今ほどではないとは言え高価でしたが、 アルバイトをしてお金を貯めては古着のスニーカー、洋服を買いあさってましたね。その頃、たまたま見つけたのがこのコーチというモデル。からし色のスニーカーを探していた時に出会ったのがこれでした。見た目はチャックテイラーに似ているのですがトゥの部分が星柄だったりインソールだったりと微妙に違いがあるんです。調べてみると、バスケットシューズとしてはもちろん、アスレチックシューズとして幅広く人気だったシューズで、すでに80年代ごろには無くなってしまったモデルでした。お金のないアシスタント時代、ほかに持っていたスニーカーは売ってしまったのですが、これだけは残していて。年に1、2回ぐらい大事に履いています。ずっと手元に置いておきたい1足ですね。今では徐々に買い直したり、現行のコンバース アディクトのチャックテイラーなど、下駄箱の中には大量のコンバースが。楽だし、迷ったらコンバース。これからもずっと履いているでしょうね」 ※展示していたシューズは70’sのものになります。
Commented by Ryota Yamada
Owned by Ryota Yamada

 

 

ADIDAS ORIGINALS “HAWAII”
1970s – ORIGINAL MADE IN GERMANY

STYLIST_RYOTA YAMADA
PHOTOGRAPHER_NAOTO KOBAYASHI

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「単色系のアディダスが好きで、10代の頃から変わらず良い配色のものを見つけては買い足しています。10代の頃はタバコというブラウンカラーのモデルを好んで履いていましたね。このハワイというモデルも、当時ずっと探していた1足でした。70年代、地名を配したシリーズが出ていて、その場所に連想するカラーリングがワントーンで施されているんです。このほかにもタヒチという青色のタイプもあったり。そんな中、7年前くらいに古着屋ロストヒルズでハワイを見つけて購入。古着って買ってから何年か経つとどこで買ったのか忘れることも多いのですが、これはずっと欲しかったのもあって、印象深く買った時のことを覚えていますね。今でも大事によく履いていますし、何にでも合うのでスタイリングでもよく使用します。自分は古着が好きなので、ハイテクなスニーカーよりもローテクな方が服装に馴染んで良いんですよね。そんなこともあって最近では、スペツィアルのシリーズを買うことが多いです。共通点はつま先がペタンとした印象で、単色系。偏ったスニーカーの趣向ですが、ヴィンテージのエッセンスを感じるものは自然と選んでしまいます」

Commented by Ryota Yamada
Owned by Ryota Yamada

 

 

DIADORA “N9000 MM HOLOGRAM”
2017

STYLIST_TAKAYUKI TANAKA
PHOTOGRAPHER_KENTA SAWADA

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「ヨーロッパのカルチャーってどこかモダンなんですよ。だけどそれだけじゃない。スニーカーも同じで、本来モダンさってランニングシューズにはいらない要素だと思うんですけど、それでも何かしら必ず入れてくるんですよね。それがカラーリングだったり、シルエットだったり、ギミックであったり。その背景には必ずと言っていいほど気品を感じます。スケートボードのビデオもヨーロッパのものはやっぱりどこかオシャレです。今回ビジュアルで使ったアイテムは現行のものなんですけど、ディアドラのN9000もシリーズを通してモダンだなと思っていました。さすがイタリア発の歴史あるブランドってところですかね。自分としては、スーツとか革靴とかよりも、スニーカーくらいラフなものにエレガントな要素があるほうが、しっくりくるんですよね。普段からこういったものに目がいきがちな気がします。ベーシックなものだけど少し変なものだったり、大人っぽいんだけど子供のものとかは何かとチェックしちゃいますね。そういったものを違和感なく混ぜ込むスタイリングっていうのが好きで、このN9000シリーズも出会ったときからそんな感じで自然と自分に馴染んでいったんですよね」 ※展示していたシューズは”N9000″をトレーニングシューズとして着用していたRoberto Baggioが履いていたスパイク”MATCH WINNER II”になります。

Commented by Takayuki Tanaka
Owned by DMR inc.
Flower by edenworks

 

 

ADIDAS ORIGINALS “STAN SMITH”
1973 – ORIGINAL MADE IN FRANCE

STYLIST_TAKAYUKI TANAKA
PHOTOGRAPHER_KENTA SAWADA

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「ティーン世代が背伸びしてる感じは、今のファッショントレンドに似ている気がしますね。クローゼットから持ち出す兄貴のコートは高級品なんだけど、その下にはスケートブランドのTシャツ。兄貴が履き古していらなくなったちょっと良いスニーカーを弟が友達に自慢しようと勝手に履いて街に繰り出す感じとか。それってハイファッションをストリートスタイルに取り入れる今の感覚と同じ気がしています。兄貴のおさがりのコートやスニーカーは使用感たっぷりで、今でいえば高くて買えないものは古着で手に入れる。そうやって服とか靴って時代を越えていくんだと思いますよ。根本にあるのは兄貴のおさがりをゲットするマインド。そういったユース世代独特のMIX感がかっこいいんですよね。このスタンスミスは昔、自分で新品で買ったものなんですけど今ではすっかりアジが出ちゃっていて、ユースが履くとなんとなくストーリーが見えてくるんです。とりわけ、スニーカーは本当に思い入れのあるアイテムなんですけど、この企画で二足だけ選べって言われた時は最後の最後まで悩みました。その中でもスタンスミスって昔からあるし、自分にとってはちょっと良いスニーカーって感覚で特別なんですよね」 ※展示していたシューズはSTAN SMITHのベースとなったROBERT HAILLETになります。

Commented by Takayuki Tanaka
Owned by MR.CLEAN
Hair by Amano

 

 

PUMA “SUEDE”
1970s – ORIGINAL MADE IN ORIGINAL MADE IN FORMER YUGOSLAVIA

STYLIST_DAISUKE ARAKI
PHOTOGRAPHER_RINTARO ISHIGE

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「自分がファッションに目覚めたのが高校生くらいの時です。多感な時期なので色々な音楽やカルチャーを掘ったりするじゃないですか?その時期にグッと興味を惹かれたスニーカーです。今もそうなんですがハイテクスニーカーよりもローテクなもののほうが自分の好みで、このスニーカーを履いていたヒーローを挙げるとするなら、ビースティ・ボーイズやスコット・ボーンとか。あのアウトサイダーな雰囲気には男ならグッと憧れますよね。あとアシスタント時代の少し馬鹿げたエピソードがあるんですけど、師匠に連れられてクラブに遊びに行ったんですが、そこでなぜか師匠に肩車をしてもらったんですよね(笑)。そして群衆に向かってズカズカと。その時運悪くダイナミックに肩車からフロアに落ちてしまい、腰骨を骨折してしまったんです…その時に履いていたスニーカーが奇しくもこのプーマスエードなんですよね(笑)。今回はその時のあやふやな記憶を辿って作品を作ってみました(笑)。アシスタント時代に1番履いていたスニーカーでもあるので、その時代の思い出やエピソードがギュッと詰まった僕にとって思い出深いスニーカーです」 ※展示していたシューズはSUEDEのベースとなったCLYDEになります。

Commented by Daisuke Araki
Owned by Heisuke Nozaki(PUMA JAPAN)
Hair by Masanori Kobayashi

 

 

VANS “OLD SKOOL”
1977 – ORIGINAL MADE IN U.S.A.

STYLIST_DAISUKE ARAKI
PHOTOGRAPHER_RINTARO ISHIGE

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「今も昔もずっと履いているのがヴァンズのオールドスクールです。これまで何足買ったのか覚えていないくらい(笑)。このスニーカーとの出会いもまた自分が高校生の頃くらいなんで、20年以上も前になるのかも。当時はまだスケートカルチャーが今よりも浸透してなかったんですが、いわゆる地元のイケてる先輩や友達の中では、スケートに乗ってる人がちらほらいたんです。自分もその影響で、遊びでスケートに乗ったりしていました。やっぱりその当時は、みんなこぞってオールドスクールを履いていて、周りにいた先輩や友達がスケートしてる姿がカッコイイなって。ありがちなんですけど、そういう初期衝動で好きになったモノが今でもまだ忘れられないんですよね。ヴァンズだとエラも好きなんですが、オールドスクールを選ぶのは、適度なボリューム感なんです。ワイドなパンツを履くことが多いので、これくらいボリュームがある方が自分のスタイルにもハマりますし。趣味のサーフィンや好きなアメリカンカルチャーとか、西海岸の空気とか。自分のパーソナルな部分がミックスされているスニーカーなんですよね。きっとこれからもヴァンズさんにはいっぱいお金を落とすことになりそうです(笑)」

Commented by Daisuke Araki
Owned by SKROVA

 

 

NIKE “AIR MORE UPTEMPO”
1996

STYLIST_MASATAKA HATTORI
PHOTOGRAPHER_YUICHI AKAGI

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「今の自分があるのはバスケをやっていたあの頃があるからなんですよ。撮影で使ったコートも20年前に全国大会で実際にプレイした場所ですし、その頃に憧れていたモアアップテンポをテーマに撮影するのは感慨深かったですね。96年にリリースされたこのバッシュは自分がまだ10歳の時で、すぐに売り切れて、当時の自分のパワーでは買えなかったんですよ。バッシュに関して今もこんなに詳しいのは憧れが生んだコンプレックスと言っても過言ではないですよね。最近は革靴が自分の中できてたんですけど、このモアアップテンポが自分の中に眠っていたバッシュ愛に火をつけましたね。それに、20年以上経った今でも形やデザインを変えずに復刻するのはナイキの凄さかなと。バスケカルチャーって一周するんですよ。その中でバッシュは履いているそいつのスタイルが分かるくらい重要な要素。今回はこのスーツスタイルにバッシュを合わせたのもNBAのドレスコードからインスパイアされていて、クラシックなものにハイテクなものをサラッと合わせるのが今はイケてるのかなと思います。モアアップテンポはこれからも出続けて欲しいアイテムのひとつですね。そして自分の息子とかがデカくなったら履かせたいです」

Commented by Masataka Hattori
Owned by WIN(Winiche & Co.)

 

 

NEW BALANCE “M1300”
1985 – ORIGINAL MADE IN U.S.A.

STYLIST_MASATAKA HATTORI
PHOTOGRAPHER_YUICHI AKAGI

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「色んなことを自ら経験して、失敗して、学んでいったアシスタント時代の思い入れの1足なんです。その当時、師匠のケイタさん(猪塚慶太氏)からサイズ12のニューバランスM1300をデカすぎるからってもらったんですよ。お金がない自分にとっては嬉しいのと、その時スニーカーはデカ履きがかっこいいという自分の考えから毎日履いていました。このビジュアルはあえてアシスタントの時と同じスタイリングでみせているんですよ。ラウンドハウスの36インチのデニムを腰履きして、上はヘインズのTシャツに、でかいシャツ。いわゆる90’sのヒップホップのアプローチとはまた違って、機能美かつ大胆っていうのをスタイルで魅せたかったんです。身を以て体感することを当時からやっていて、どんなアイテムもまずは自分に落とし込んでみるということを自然にやってましたね。とにかく自分の個性をどう出すかということが大事な気がしてました。経験していくうちに自分なりの崩し方っていうのを身に付けていったし、ただおしゃれとはまた違った個性っていうのを理解していきました。今では自信をもって言えますよ。何をするにも『自分の足で歩いて下さい』って。そういったところからしか自分のスタイルは手に入らないと思います」

Commented by Masataka Hattori
Owned by MR.CLEAN
Hair by Amano

 

 

多くの来場者で賑わった
ギャラリー内の模様もレポート!

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天井から吊るされた作品たち。それぞれのルーツとなったオリジナルスニーカーは下に展示されていた。

 

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こちらはスニーカーケア専門ブランド<ジェイソン マーク>のスペース。来場者全員の着用スニーカーのクリーニングサービスが実施された。

 

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<ジェイソン マーク>によるキックス・ミュージアムの別注アイテムも。

 

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新作ももちろん展示。スニーカーの進化を感じることができた。

 

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スニーカー談義で盛り上がる来場者たち。

 

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初日夜には会場内でレセプションパーティーを開催。

 

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キックス・ミュージアムをサポートしてくれたリラクゼーションドリンク<チルアウト>を来場者全員に無料配布。

 

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レセプションパーティーにはビールも!

 

 

PHOTO_Haruka Shinzawa(horizont)
TEXT_Yohsuke Watanabe