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DIESEL

Diesel
"MAKE LOVE NOT WALLS"

写真家デビッド・ラシャペルが撮影。
ファッションを通して伝える愛の形

ART FASHION 2017.02.20

先日発表された「ディーゼル」の最新キャンペーン、写真家デビッド・ラシャペルが撮影したそのヴィジュアルを見た時に、なんと言うか、そこには洋服よりも大切なものが写っているように感じた。掲げられたテーマは”MAKE LOVE NOT WALLS(壁を作るより愛を育もう)”。大量生産された模造品まがいの安価な服が溢れかえり、国境に壁を作ろうとする男が大統領になったこんな時代に、真のファッションブランドがすべきことが何なのかを「ディーゼル」が教えてくれた。どんな良い洋服を着ても、頭の中がダサけりゃ意味ないぞ。


いくら”MAKE LOVE NOT WALLS”だからってAlex Vargasの楽曲『Higher Live』にのせて、こんなに直球で作るのかと笑ってしまったが、それはデビッド・ラシャペルのご愛嬌。カラフルでハイパーリアルでセクシャル、そして何より美しいヴィジュアルはさすがの一言だ。余談だが昨年「ディーゼル」が30周年を記念して一大コラボレーションしていた横尾忠則氏は、ラシャペルが2005年に発売した名作写真集『LaChapelle Land』の表紙デザインを手掛けていたりもする。些細なことかもしれないが、ディーゼルはこうやってアートの歴史に敬意を払い、丁寧にカルチャーの糸を紡いでいるのだと思ったらまた感心してしまった。

 
URL_https://www.diesel.co.jp/

 

 
TEXT_YOHSUKE WATANABE

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